藤四郎のひつまぶし

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戦国コレクション見てると、にやりとする部分多いんですよねぇ…

私が戦国コレクションを見ていて憎らしいな、と思うのは戦国という言葉で真っ先に連想される戦争といったものをほとんど使わないにもかかわらず、歴史好きもニヤリとできるようなエピソードが挿入されているところです。

例えば1話で海辺を走っていた信長が見つけたコーラのビン。信長はこれをさぞかし名のある者による逸品と目をキラキラさせて語ります。信長はコーラのビンをギヤマンと呼びますが、これはポルトガル語でガラス細工の意味。南蛮物が珍しい時代、いろんなものに好奇心旺盛であった信長の人物像にしっくりくるエピソードです。
織田信長 - Wikipedia
ギヤマン【(オランダ)diamant/(ポルトガル)diamante】の意味 - 国語辞書 - goo辞書

3話では兼続がテレビに映った競走馬を見て、これで騎馬隊を作れば、と興奮します。日本の戦国時代のころの馬に対し、現代の競走馬は体格が優れていると言われてます。
知識の宝庫!目がテン!ライブラリー
上杉家の実務を取り仕切る兼続はそこに着目するわけです。*1
直江兼続 - Wikipedia

5話ではもっとストーリーに絡む部分に、歴史的なエピソードが絡んできます。足利13代将軍、足利義輝塚原卜伝の弟子であったことがそれです。
足利義輝は15代目にして足利最後の将軍、義昭の方が信長関係だとかで何かと名前を見ることが多いでしょうし、塚原卜伝も同じ5話に出てきた柳生の名の方がよく知られていると言えます。
しかし、将軍に仕える剣豪と見せかけて、剣豪の弟子である将軍、というストーリーのために、あえて知名度より人間関係を重視したのでしょう。というか、もしかしたらこの面白い関係性から逆算してこのエピソードを組み立てたとも考えられます。
足利義輝 - Wikipedia

6話の平賀源内についても、土用丑の日のうなぎについての言及があります。これは平賀源内が土用丑の日のキャッチコピーを発明したとの説から来ているのでしょう。
平賀源内 - Wikipedia
土用の丑の日 - Wikipedia

とまぁこんな感じに各人物の逸話をちょくちょく話に挟んでくるのが、良い感じに心の琴線を刺激してくるのです。
戦国コレクション、とっても楽しく見られる作品です。

ただ2話の家康が電車の音にびっくりして走りだすシーン、あそこでは三方ヶ原の戦いよろしく、お漏らししながら逃げたほうが良かったとおもうんですけどねぇ…。
三方ヶ原の戦い - Wikipedia

*1:でも出来れば兼続と組ませるなら謙信ではなくその養子の景勝が良かったかなぁ。その時代のほうが上杉家のあれこれを取り仕切る兼続のイメージが強い。一応謙信時代に小姓として使えていた、なんて俗説もあるみたいだからそこをふくらませたってことでもいいんだけど