藤四郎のひつまぶし

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奉太郎がちっちゃくなっちゃった!

この間氷菓の11話見たんですよ、『愚者のエンドロール』。
それがめっちゃ面白かったんです。入須先輩最高!
なので8話『試写会に行こう』から見返してみたんですね。
そしたら10話『万人の死角』の冒頭が入須先輩の素晴らしさをとてもよく表していたので、私も奉太郎くんみたいに入須先輩に使われたい。

入須先輩:君は最初、私があの事件を解いてくれと言った時、妙な期待は困ると言ったな。けれど君は中城たちの案をことごとく葬った。私が内心そうなると思ったとおりに
米澤穂信角川書店/神山高校古典部OB会『氷菓』 11話

*1
せっかくの先輩方の推理を闇に葬った奉太郎くん。失礼なやつですね。

奉太郎くん:アレは茶番ですか、なr…
フォローを忘れない入須先輩:無論、彼らが無能だとは言わない。得難い技能を持っている
米澤穂信角川書店/神山高校古典部OB会『氷菓』 11話

*2

我らが入須先輩はその場にいない人への心配りを欠かしません。三人のせっかくの推理を茶番扱いしようとした奉太郎をやんわりとたしなめています。奉太郎くんはさぞかし居心地が悪いでしょう。心なしか隅の方に移動して縮こまっている気がします。

事実を冷静に話そうとする入須先輩:だがだからといって、それが今回の難局の役に立つわけではなi…
奉太郎:だったらなz…
話の途中で口を挟む無礼な奉太郎を怒りもせずさらりと流す入須先輩:もし君が…、もし君がいなければ…
米澤穂信角川書店/神山高校古典部OB会『氷菓』 11話

*3
我らが入須先輩は心が広いです。奉太郎は無礼にも入須先輩のお話に口を挟もうとしました。しかしそこは入須先輩。顔色一つ変えずにお話を続けてくださいます。これにはいかに野蛮な奉太郎と言えどもぐぅの音もでません。どんどん肩身が狭くなる奉太郎。さらに隅の方に移動している気がします。

心を痛めながらも事実を述べる入須先輩:私達は彼らの案のうちどれかを採用し、結局企画は最悪の形で失敗しただろう
入須先輩の御心を全く解しない奉太郎:冷徹ですね。それに非情だ
米澤穂信角川書店/神山高校古典部OB会『氷菓』 11話

*4
我らが入須先輩は情に厚い方ですが、それで事実を見失いはしません。そんな入須先輩を奉太郎は冷酷呼ばわりします。酷い話ではありませんか。これは先程自分が口を挟もうとしたのに話を続けた入須先輩への嫌がらせなのでしょう。ただ、自分に否があることには薄々気づいているのか、その身は縮こまっています。

恨まれようともリーダーとしての責務を果たそうとする入須先輩:必要ならそうする。
米澤穂信角川書店/神山高校古典部OB会『氷菓』 11話

*5
我らが入須先輩はリーダーにふさわしい方です。奉太郎の暴言に声を荒げることもなく、ぴしゃりと言い切ります。そしたら奉太郎がちっちゃくなっちゃった!不逞の輩にふさわしい姿ですね。

やっぱりフォローを忘れない入須先輩:だが、期待する人物なら一人いる
米澤穂信角川書店/神山高校古典部OB会『氷菓』 11話

*6
我らが入須先輩がその場にいない人にも心配りを欠かさないのはご承知のとおりです。だからといってその場にいる人の扱いを適当にしてしまう入須先輩ではありません。奉太郎の無礼さと傲慢さはもうみなさんご承知でしょうが、推理の才能も見逃せないものがあります。入須先輩はしっかり奉太郎を持ち上げ、その才能を世に出そうとしておられるのです。そうしたらさっきまでちっちゃくなっていた奉太郎がいきなりでっかくなっちゃった!単純な男ですね。


やはり我らが入須先輩は人の上に立つべきお方です。みなさんも入須先輩をたたえましょう!そして入須先輩に生意気な口をきいた奉太郎に正義の鉄槌を!

*7

*1:米澤穂信角川書店/神山高校古典部OB会『氷菓』 11話

*2:米澤穂信角川書店/神山高校古典部OB会『氷菓』 11話

*3:米澤穂信角川書店/神山高校古典部OB会『氷菓』 11話

*4:米澤穂信角川書店/神山高校古典部OB会『氷菓』 11話

*5:米澤穂信角川書店/神山高校古典部OB会『氷菓』 11話

*6:米澤穂信角川書店/神山高校古典部OB会『氷菓』 11話

*7:ちなみにこれらのカットの間隔は後半になるにつれ短くなる傾向があります。カット数でいえば最初の三つのカットの間には三つずつあったカットが、そのあとは一つずつになり、ラスト二つのカットは連続しています。時間的にも最初の二つのカットの間が10秒以上あったのが、後半食器が出ている二つのカットの間はほとんど数秒です。入須先輩が主導権を握っていくのがよくわかりますね