読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

藤四郎のひつまぶし

プロの素人によるブログ

お気に入り+このサイトの新着記事

メディアの違いとビジネスの違いと

アニメ えびてん ビジネス 考察

ツイプレッション : そう言うお前らはメディアの違いを理解しているのか?というお話。

なるほどなーと読ませてもらいました。
この記事ではえびてんの作品価値がニコ生で損なわれている、というふうに読めたのですが、個人的にはちょっと別の考えを持っています。

作品のためというよりビジネスのための枠

まず、えびてんが配信されている土曜23:30のニコ生枠、これはえびてんというアニメを最も良くみせるための枠というわけではないと思います。
それよりもこの時間をPCの前でアニメを見てもらう時間にしてもらいたい、という製作側の希望があるんじゃないでしょうか。
土曜23:30っていう時間は日付が変わる前で、かつ多くの人が仕事なども終わって家にいる時間、つまりリアルタイムで視聴できる時間として設定されているはずです。

またこの時間が他のアニメと多少カブるのも問題ないという認識かもしれません。
むしろアニメが何もない時間にポツンとあるより、アニメの時間という認識があればテレビやPCの前にいる可能性が増えて、それらのアニメの中でも生で見ないと3ヶ月後になってしまうニコ生を見よう、って反応も期待しているとか。
2012年7月期のTOKYO MXではこのあと24:00からソードアート・オンラインをやっていたりします。
こちらも見ようとすると、ED流れ始めたところなりで視聴を終了しても時間が中途半端に余ってしまうので、結局最後まで見てしまうといった効果もあるような気もします。

CMがスキップ可能か否か。それが問題だ

でこの土曜23:30枠はタイムシフトが出来ません。なのでCMを見ることが半強制になってしまいます。
これ、先ほどの記事ではマイナスポイントになっていましたが、録画でCMスキップされることが悩みの一つになってるテレビにはないメリットだと思います。どんな商品も存在を知られていなければ売れるはずがないですから。
消費者が自発的に情報にたどり着くというプル型になりがちなネットの中で、なかなかのプッシュ型なコンテンツになっていると思います。

腐れ縁とお金の香り

あとEDの実写ですが、これ自体は声優の売り出しに順当な施策かな〜とも思います。
単純接触効果というのがありまして、人は何度も見たり聞いたりしていると好感を持ちます。
最初は特に興味がなくても、繰り返しEDで見させられることによって多少興味が出てくる人もいるんじゃないでしょうか。
番組を見てから、関連番組なりを自発的に調べてくれるのを待つより効果がありそうに私は思います。
ただそれだったら実写に興味ない人を引き止めるよう、ED(とCM)のあとに予告があったほうがいいと思いますが。
または実写EDではなく、うぽってのように番組の前なり後なりに実写コーナー設けるのもありかと思うんですけどね。

初ガツオと秋の空

ディレクターカット版がTVで放送されることについては、じゃあOPEDが放送されない可能性の高い先行試写会は無意味なのか? って質問にもつながってくるかと思います。
少しでも早くアニメを見たい人は生放送を見るでしょうし、その人はディレクターカット版も見る可能性高いかなーとか思います。そうであれば1クールアニメの制作費で、2クール放送中にできるわけです。
で、最初の反応が好印象なら、イベントなり、関連商品なりを用意する猶予ができます。そうすればボリュームゾーンにもヒットしたときにチャンスロスの発生を最小にできることでしょう。


えびてんという作品をニコ生でやる、という捉え方ではなくて、土曜23:30枠の目的はなんなのか、って考えるとこんなとこが思いつくんですけどどうなんでしょうね。

角川に至る病

あとえびてんの製作の角川はyoutube著作権侵害の動画をあとから公認したり*1未来日記でニコ生が最新話最速で見られる環境にしたりと*2放送形式と収益の上げ方いろいろ実験してる感を覚えるんですよねー。
なんでこの枠もまだまだ実験中なのかなーって気もします。今後も面白い動きしてくるのか、あるいはやっぱりテレビが一番ってなるのか個人的には楽しみにしてます。