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藤四郎のひつまぶし

プロの素人によるブログ

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2012年も多くの声優さんがブレイクしましたね記念『こんな声優さんが好きだ!』

アニメ 演出 紹介

今年も多くのアニメが放送され、私たちを楽しませてくれました。
今回はalphabateがおっ、と思った声優さんをまとめると共に、私がどこに惹かれたのかを考えてみたいと思います。

キャラに一歩踏み込める人

個人的今年一番最初に挙げたい声優さんは松岡禎丞さんです。
自分が最初に意識したのはハイスクールD×Dのフリード・セルゼン。
「バキューン」「いたぁーい」などのセリフの素晴らしいハイテンションと壊れっぷりのインパクトが半端無かったです。

その後カンピオーネ、SAOでも主役を努めたのですが、個人的に一番ポテンシャルを開放していたと思うのがさくら荘のペットな彼女の神田空太。

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私が序盤を楽しく見られたのは松岡さんの力があってこそだったと思います。
2話のましろに脱がせられてからのテンパリ具合などはこいつ確実に童貞でバカで正直でいいやつなんだろうなーとひしひしと感じられる熱演でした。

松岡さんがいいなぁと思うのは、キャラを演じるときの踏み込みの思い切りの良さ。
なんというか…どうしても発生するキャラと演者の距離感のようなものを、軽く踏み越えてしまっている印象を受けます。
セルゼンのイッちゃってる演技はキャラの読み込みだけでなく、そのキャラを演じること以外の意識をすべて排除しているかのような入り込みようですし、ましろの非常識な行動に対する空太のツッコミは収録しているときマジでましろが目の前にいて、実際に触られたりしながらの演技なのでは、などと思ってしまいます。

このキャラの領域に踏み込める人だと他にぱっと思いつくのが岡本信彦さんと小林ゆうさんです。
岡本さんはバクマン新妻エイジ、禁書の一方通行、青の祓魔師の奥村燐あたりにそれらを感じます。

小林ゆうさんは銀魂の猿飛あやめ、まりあ†ほりっくの祇堂鞠也あたり。

今年だと男子高校生の日常の1コーナー、女子高校生は異常でその凄さが見て取れた気がします。
小林ゆうさん演じるヤナギンは斎藤千和さん演じる生島とのコンビのような扱いでしたが、あのストパンのルッキーニ、化物語の戦場ヶ原などをこなす演技派の斎藤千和さんですら相方としてはパワーが足りない? と思わせるような鬼気迫る――というかもう暴走の域までいってる――演技は見ていてゾクゾクしてしまいます。

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ステルス能力の高い、作品に順応している人

キャラに一歩踏み込める声優さんはこのキャラの演技面白い! と思ってEDのテロップを確認して、他のどんな作品に出ていたか、出るのかを確認したい人といえます。
それとは別にキャラがあまりに自然にアニメに馴染んでいて、テロップをみて、え、この人がやっていたの!? となる声優さんがいます。

今年で言うとこの筆頭が日笠陽子さん。
まずおおっと思ったのがモーレツ宇宙海賊のリン。

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二人共EDテロップ見るまで日笠さんと気づかない、そしてこの演技をしている声優さんなんて人なんだろう? と浮くこともないアニメに馴染んだキャラでした。

日笠さんといえばこれはゾンビですか?のセラ、カンピオーネのエリカ、ハイスクールD×Dのリアスとお色気のあるお姉さんのイメージがあり、それらの役でも求められる色気をしっかりと放出されているのですが、上にあるような脇を支えるキャラのような堅実な仕事もできるとあってはそれはもう引っ張りだこになるだろうなぁと思うわけです。

SAOのヒースクリフ、BTOOOM!の平さんを演じた大川透さん、ルパンの銭形、SAOの茅場明彦を演じた山寺宏一といった方々もこのくくり。

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大川透さんや山寺宏一さんのような方々は私があえて言うまでもない気もしますが、やはりすごい演技をするなぁと思います。

圧倒的声質

私の中にはこの他に声を聞いているだけで幸せになってしまう声優さんというくくりがありまして。
今年頭角をあらわしてきた方だと石原夏織さんですね。
輪廻のラグランジェの京乃まどか、あの夏の谷川柑菜、中妹の淫乱シュー鶴間心乃枝。石原夏織さんの声は耳から脳に直接抜けてくるガツンとした甘さを感じます。

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石原夏織さんとはちょっとタイプの違う方だと後藤沙緒里さんの声も好きです。
じょしらくの暗落亭苦来、シュタゲの桐生萌郁など。吹けば飛んでしまうような、闇から囁かれているようなウィスパーボイスがたまりません。

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男性ですと諏訪部順一さんの艶やかな声はとても好きです。
今年もうた恋いで在原業平をされていて、去年だとうたのプリンスさまっの神宮寺レンを演じられていますが諏訪部さんの声ならモテモテもやむなしです。

声優さんは基本いろんな役をやりたいと希望していると思うのですが、個人的希望としてはすばらしい声質をもった声優さんはそれを存分に楽しめる役を演じて欲しいんですよねぇ…。

そういう意味で今年ナイスなキャスティングだと思ったのが織田信奈の伊藤かな恵さん。

歴史上の織田信長といえば、非情、冷徹といった面がクローズアップされがちですが、ここに伊藤かな恵さんをキャスティングすることで先見性があり、新しいものが好きという面が強調されていたように思います。

宙のまにまにの明野美星や超電磁砲佐天涙子のような圧倒的明るさを持つ伊藤かな恵さんのポテンシャルを存分に生かしたキャスティングだったのではないでしょうか。

作品のバランスを取る人

キャラに踏み込める人やすばらしい声質の人は作品の魅力をぐーんとあげてくれるのですが、そんな人ばかりだと私は作品のアタリが強すぎる、と感じることもあります*1
なのでそのような声優さんの良さを十分に立てるような、あるいは作品をまとめあげる演技をしているのかなーなんて思わせる声優さんも、私気になります。

今年だと櫻井孝宏さんがかなり作品によってスタンスを変えているように思いました。
中妹の帝野将悟では周りの女の子の異常性可愛さを引き立てるような柔らかさ、さくら荘の仁先輩では後輩や美咲ののびのびとした演技を締めるニヒルさ、そして好きっていいなよ。の大和はこれでもかというイケメンボイス。今年は他にもファイブレ、リコラン、ゼロ使、K、サイコパスしろくまカフェと様々なアニメで様々な役をやっていて存在感を見せつけてくれました。

TVアニメ「 さくら荘のペットな彼女 」エンディングテーマ「 DAYS of DASH 」
 
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女性だと茅野愛衣さん。好きなよ。のめいはどこか大和を引き立てるような等身大の女の子、ラグりんのムギナミはまどかに合わせるような腹黒バカ、さくら荘のましろでは本気でツッコム空太と好対照な静かなしゃべり。
というか茅野さんはステルス力も高いですね。昨年はあの花めんまもやっていたりと演技も声質も幅が半端ないです。
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言及できなかった声優さんと来年

アイカツ星宮いちご役の諸星すみれさん、おにあい姫小路秋子役の木戸息吹さんといった超中学生級の逸材、モーパイの加藤茉莉香やKのネコ役の小松未可子さんのどこか心に引っかかってくる演技などなど今年は他にもいろんな声優さんが耳を楽しませてくれました。

来年も新しい声優さんが鮮烈なデビューを飾り、あるいは地道な役を積み重ねて来た声優さんが一気にブレイクする、もしくは実力派の声優さんがまた新しい一面を見せてくれる。
そんな年であって欲しいものです。

*1:それはそれでエッジの効いたいい作品になることもあるのですが