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藤四郎のひつまぶし

プロの素人によるブログ

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今ハイコストパフォーマンスアニメが熱い!

アニメ ビジネス 紹介

パッパッパッパップパップ!
こんばんは。alphabateです。
先日何気なく開いたニコニコ動画で、とある動画を見たんです。
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おお、これはフラッシュアニメ!
だのに髪や腕なんかのパーツを個別にオーバーアクション気味に動かして画面がとても賑やか!
コストは抑えめだと思われるのに、どこかお得感のある仕上がり…普通のアニメがレストランのコース料理ならば、このアニメはファストフードなんだけどコーヒーとデザートがサービスで付くようなうれしさ!

なんて思いながら何気なく制作会社を見てみると『ストロベリーミーツピクチャーズ』。
こ、ここは2期放送間近なgdgd妖精sを作った会社!
しかも演出・脚本もキャラクター原案もgdgd妖精s*1の人じゃないか!

いやー、来ましたね。ついにハイコストパフォーマンスなアニメ全盛の時代が来ましたよ。
スカイツリーのお陰でTOKYOMXが見られる範囲が広がることや、BS放送、ネット配信が盛んになってきたこともあるのでしょう。
これまでより小さめの規模のアニメが成り立つ時代がやってきたのです。

この種のアニメでひときわ知名度があるのが蛙男商会ブランドを持つDLEの作品でしょうか。
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30分番組を3人で1週間で仕上げるという効率の良さ、それでいて映画公開、それも1回ではなく2回3回と繰り返すという人気っぷり。
【衝撃】蛙男商会の製作風景: たけくまメモ
この蛙男商会をブランドに持つDLEのように、ストロベリーミーツピクチャーズが存在感出してきたりすると、この市場がどんどん盛り上がってくるのではとわくわくしてきます。

とここで大阪おかんのスタッフに気になる文字。「アニメーション制作:キャラクション」…。
どんな会社かと思って覗いてみると
Flashアニメ制作のキャラクション
おお、ここかなり明確にフラッシュアニメ制作料金公開してる!
で早速アニメ番組のところ見てみると…

3分アニメが20万!?

え!? 大阪おかん20万でできるの!?
まぁ作品例の磯戦士やし子を見た感じ、大阪おかんはもっと手間かかってるだろうとは思うのですが…。

さらに気になったので普段良く見るアニメの制作費と比べて見ることにします。
こんな時に頼りになるのがアニメビジネスがわかる

これによるとアニメの制作にかかる費用は1話あたり1000万〜1600万ほど。
3分アニメと30分アニメ、正確には24分アニメの費用を直接比較してもよくわからないので、分あたりの費用を計算してみると…

キャラクション:約6.6万円/分
普通のアニメ:約41.6〜66.6万円/分

うわ全然違う! 下手すれば10倍近く違うの!?
素人考えだとフラッシュアニメを基本として、気になる部分にいわゆる30分アニメの技法を取り入れるような制作でも、普通の作品の半分以下とかのコストに抑えられそうな気がします。

この種の高級なフラッシュアニメだと2012年のテルマエ・ロマエ(DLE、アニメーション協力GONZO)、2011年のユルアニ内だぶるじぇい(DLE、アニメーション協力旭プロダクション)あたりがあって、今後も増えてったりするのかなーと思ったり思わなかったり。

それとは別の手法のハイコストパフォーマンスアニメだとgdgd妖精もそんな気がします。

アフレ湖に代表されるような、まず映像を作ってそれに脚本やアフレコをあわせるような手法は、多分いちばんコストがかかるであろう映像部分の調整がしやすいのかなーとか思います。

あとてーきゅうもかなり限られたスタッフで制作されているようですが*2、それが逆に個性を際立たせているのかななどとも思います。
演出・脚本・絵コンテ・キャラクターデザイン・音響監督・監督 - 板垣伸(6話までは原画、動画も!!)
なんてテロップが見られるのはてーきゅうだけ!!*3

ニャル子さんがフラッシュアニメの『這いよる!ニャルアニ』、『這いよる!ニャルアニ リメンバー・マイ・ラブ(クラフト先生)』とフラッシュアニメでスマッシュヒットを飛ばし、それが30分アニメの『這いよれ!ニャル子さん』で爆発したような、段階を踏んだメディアミックスなんかも今後増えてくるのかもしれませんね。ビバハイコストパフォーマンスアニメ!
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這いよれ! ニャル子さん 1 (初回生産限定) [Blu-ray]

*1:演出/脚本…石舘光太郎、キャラクター原案…菅原そうた

*2:板垣伸のいきあたりバッタリ!第287回 アニメ『てーきゅう』の作り方(1) | WEBアニメスタイル

*3:かどうかはあんまり調べたわけじゃないのでわかりませんが