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藤四郎のひつまぶし

プロの素人によるブログ

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SAOの流儀〜タフな男は背中で語るデキるアニメは演出で語る〜


ソードアート・オンラインのアニメが先日最終回を迎えました。
最終回、25話ではアインクラッド編を彷彿とさせるような表現が見られて私としては大満足のアニメでした。

アインクラッド編の語りすぎない演出

私がアニメSAOを見始め、虜にさせられたのはその語りすぎない演出です。
例えば2話。
ソロプレイヤーのキリトが同じくソロのアスナとパーティを組むとき、キリト主観のシーンがあります。
*1
この時特にセリフはありません。


しかしここでアスナの名前を見せておくことがボス戦でキリトがアスナと名前で呼び、その後アスナがなぜ名乗ってないのにキリトがそれを知っているのか聞くという流れに繋がっていきます。
*2
しっかり説明しようとすれば、最初のパーティを組んだ時にAsunaにズームして「アスナ…女の子の名前?」ぐらいのセリフを入れるかもしれません。
ただそれでは説明過多とも思えます。


なによりここで声に出さないことで、キリトが最初にアスナと呼ぶ場面=2話の山場のアスナが危ない場面&それまでフードをしていたアスナの顔見せ! しかもフードが壊れるキラキラエフェクト付き! という豪華な見せ方になります。
*3


3話では月夜の黒猫団のパーティでレベルを聞かれたとき、キリトが20くらいと答えたのに対し、ステータス画面で本当はLv40であることを見せます。
*4
ちょっと不親切、とも思えそうな小さい文字ですが、ゲームのステータス表示ならばこのぐらいとも言えるでしょう。
また2話でステータス表示にフォーカスを当ててあるので、ここも多くは語らなくても大丈夫という判断があるはずです。


あとは6話と8話。
6話では殺人ギルドラフィンコフィンが登場しますが、そこで手袋のギルドマークを見せています。
*5


8話でキリトが血盟騎士団のクラディールとデュエルをした際、見物人の中に同じマークの男がいます。
これがクラディールとラフィンコフィンの繋がりの示唆になるのですが、ここも特にセリフなどで追加の説明をしません。
*6


これぐらいのさりげない見せ方は色々と盛り込まれていて、8話でキリトがアスナにぶっ飛ばされて激突した柱には、後々重要になってくるImmortal objectの表示が出てたりもします。
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最近だとジョジョの奇妙な冒険スピードワゴンを筆頭に半端ない解説アニメっぷりを見せつけてくれていますが、ソードアート・オンラインはそれとは真逆の解説を最小限にとどめて視聴者の理解力や想像力をくすぐるアニメに思えたのです。

フェアリィダンス編の語りすぎない演出

さて、そんなソードアート・オンラインですが、フェアリィダンス編はアインクラッド編に対してややそのような演出が少ないような気がしていました。
しかし最終回でやってくれました! 言葉でなく演出で語るシーンがクライマックスであったのです!
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おもらしきたぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!


普通だったらズボンや地面にシミが広がるようなところを湯気で表現!
これぞ視聴者の理解力と想像力に訴えかける演出!
いやー、やっぱりやってくれますね、ソードアート・オンライン!!
最高です!

メリークリスマス!