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藤四郎のひつまぶし

プロの素人によるブログ

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妖狐×僕SS8巻の意外性、構成力の隙の無さ、説得力の高さにシビれる

マンガ 妖狐×僕SS ストーリー 紹介 感想

妖狐×僕SS8巻がめちゃくちゃおもしろかった!

ここまでキレイな展開はマンガではなかなかお目にかかれないんじゃないだろうか?
マンガ連載だとどうしても人気があれば引き伸ばし、人気がなければテコ入れ、打ち切りなんかの影響を免れないと思うんだけど、妖狐×僕SSはそういう「外部」の力による物語のアンバランスさが全然感じられない。
最初のプロットがほぼ完璧に出来上がっていて、そこからまったく構成が変わってないんじゃないかとすら思う。

展開は驚きの連続でありつつも、そうなるべき設定、伏線はさり気なく伏せられているためなるほど感が半端ない。
それでいて設定でガチガチの話でもなく、むしろキャラ達はみんな生き生き行き過ぎた行動してるところもすばらしい。

ネタバレなしで言えるのはこのくらい。この先は割りと大きめのネタバレがあるので注意。


ガンガンJOKER 2012年 03月号



いや、2章に突入した時の展開もびっくりした。
さすがに主要登場人物ほぼ全滅はえっ!? だけど、先祖帰りという設定がビジュアル面や能力面だけでなくストーリーにも生かされていくるというのは本当に素晴らしかった。

姿形も同じようで少し違う、関係性も同じようで少し違う登場人物たちが感じずにいられない違和感は、読んでいるこちらもひしひし感じること。すごい説得力。

そして8巻の新章突入。
まさか過去改変に1章の終盤のアイテムを使ってくるとは。
ここでの過去改変というのも突然ではあるのだけれど、ここでのキーアイテムはTVシリーズの最終話ともなっている1章の印象深いエピソード。これを1章のメンバーが再度目にすることには全く違和感を感じない。

この意外性、構成力の隙の無さ、説得力の高さ。
読んでいてこんなにも興奮を掻き立てられるマンガはなかなかないです。

8巻ではどこか既視感あるやり取りもいくつか経由してからの、2章メンバーとのお別れ。
それと同時に1章メンバーと再会できると考えると、寂しさと懐かしさと、とにかく色んな感情が渦巻いてくる。

いやはやホント参ります。
最終章はどれくらいの長さになるのかはわかりませんが、きっちりと過不足なくキレイに畳むのだろうなぁと想像せざるを得ないです。
妖狐×僕SS。素晴らしい作品だと思います。

妖狐×僕SS(8) (ガンガンコミックスJOKER)
妖狐×僕SS(8) (ガンガンコミックスJOKER)