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藤四郎のひつまぶし

プロの素人によるブログ

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ヤマノススメ→まんがーる!→ヤマノススメ→…無限ループってこわくね?

アニメ WEBサイト 演出 考察


コミックアース・スターは2012年10月期のてーきゅうに続いて、2013年1月期はヤマノススメまんがーる!と2本もアニメを投入しています。
新鋭の雑誌でありながら/であるからこそアニメ化で一気に知名度のアップを望んでいるのでしょう。
それでいて両方共5分に満たないショートアニメ。
チャンネルもTOKYOMXとサンテレビAT-Xニコニコ動画と絞っています。
莫大な費用を投じるリスクは避けているわけです。なかなか面白い戦略だなーと思います。
私はこの内で特にニコニコ動画が面白いと思っています。
ヤマノススメまんがーる!は最新話が同時に公開されるのですが、最後まで見終わるともう片方の作品に自動的にページが移る仕組みになっています。
この自動でのページの移動はニコニコ動画では古来よりタイトルで釣って別の動画に飛ばすなどの目的で使われています。別に珍しい機能ではありません。
しかし公式で使われているのはあまり見ないようにも思います。

ページを移動させるのと同じくらい面白いのが視聴者の反応です。
1話の時点では飛ばされたことに戸惑いが見られていました。
しかし5話にもなるとかなり適応する視聴者が増えてきたようにみえます。
ヤマノススメが終わると「下山して仕事か」「編集社行ってきます」といったコメントがついたりします。
まんがーる!に飛ばされれば「下山して来ました」「出社」、まんがーる!が終われば「山登ってくる」などとのコメントも。

このような戸惑いからの適応はコミックアース・スターで前の期に放送・配信していたてーきゅうでも見られた反応です。
てーきゅうは当初本編前と本編後の2回CMが挟まれていました。
それが7話から本編前に1回、本編後には2回連続で計3回CMが流れることに。

最初視聴者は困惑しました。
ですが、次第にフォーマットが整って、2回行動を意味する字幕コメントが着くことが定着してきます。
個人的ヒットは「再攻撃」「時間のねじれ」あたりでしょうか*1

この2回連続CMはてーきゅうからヤマノススメまんがーる!に受け継がれます。
しかしコメントが一気に変わったり、逆に変わらなかったりしたわけでもありません。
それまでのCMで繰り返された「高宮なすのです」という決まり文句が幻聴でも聞いたかのように字幕コメントで付けられていたり、それがだんだんヤマノススメまんがーる!独自のものに進化していたりするのも見ていて面白いなぁと思っています。

こういう定番文句、フォーマットができていくのはニコニコの特徴の一つでしょう。
ただ個人的にはそれがあまりにも固定化されるとマンネリだったり、新規の人に敷居が高く見えたりするなぁと思うところです。
その意味でショートアニメで1クール入れ替えというのは30分アニメや2クール、4クールアニメなどと比べて新陳代謝が活発と言えるかもしれず、私には合っているのかもしれません。

現在も「資本主義の犬」「仲間を売る」「自分を売る」などの定番コメントがつくしばいぬ子さんが目印の竹書房枠と一緒に、これからもショートアニメはニコニコ動画で楽しむことが多いかもしれません。

*1:前者は第二次スーパーロボット大戦Zというゲームで一定の条件下で2回攻撃が可能になるスキル、後者はマジック・ザ・ギャザリングというカードゲームでターンを追加できる魔法。再攻撃は他の作品の可能性もあるかも