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藤四郎のひつまぶし

プロの素人によるブログ

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アニメミライの若手育成が建前だって言い方はどうなんですかね?

アニメ アニメミライ ビジネス 雑記

ツイプレッション : アニメミライ2013 若手育成事業?そんなん知らんがな(´・ω・`)

というわけで、今年も「若手アニメーター等人材育成事業」という建前で
お金貰ったから若手の経験値アップも兼ねて好きなコトやろうぜヒャッハー!という本音が
錯綜したアニメミライ2013。今回も楽しかったです。

……?
この人はアニメミライHPで公開されている計画書の中身とかは見ているんでしょうか? その上で言っているんでしょうか?
アニメミライ[ animemirai ]
上記ページの計画書PDFにはこんなことが書かれています。

8. 若手アニメーター等育成の基本方針
(中略)
(4) On the Job Training(OJT)の基本方針
(中略)
 ウ 監督及び作画監督に対する基本方針の提示
  1*1 作品づくりが主ではないとの意識
  あくまでもアニメーター育成が主であり、クオリティを追求して作
  品作りだけに意識が向かわないように注意を求めます。育成には、面
  倒な手順や書類作成も必要となりますが、そこを嫌がらないで対応し
  てもらう必要があります。そのためにも、予算は育成のために出てお
  り、育成可能な制作現場を作り出すためにオリジナル作品を作る機会
  を得られていることの認識を求めます。
  2*2 新人を育てる意識
  アニメミライ 2013 が第 1 目標とする原画育成は、アニメーター育成
  のなかでも、最も時間がかかり、かつ、困難です。監督らには、それ
  だけに息の長い原画育成は将来の国内アニメーション産業にとって極
  めて重要であることを理解してもらい、新人を積極的に育てる意識を
  共有してもらう必要があります。

またこれらを達成するための体制も考えられています。
制作会社の現状確認や要望を聴取するヒアリングチームを結成、それをアニメーター育成検討委員会に報告し、育成方針やノウハウを制作会社にフィードバックしていくという体制です。
ヒアリングチームにはベテランアニメーターを配置し、事務局にもアニメーターの方が参加しています。
そして作品の選定をする選定・評価委員会にもアニメ制作に携わるプロデューサー、監督などの経験のあるアニメーターらを配置しています。

ヒアリングの体制ではこのような表現があります。

ヒアリングによる育成プロセスの観察と育成方針の実効性に関する継続的検証は、アニメミライ 2013 によるアニメーター人材育成を一過性のものでなく、実効性と継続性を持たせる上で、最重要部分といえます。
 したがって、アニメミライ 2013 では、各制作チームの監督・作画監督等、若手アニメーターらの教育を実際に担うアニメーターから、育成対象の各若手アニメーターまで、全てのヒアリングについて、ラインごとに 1 名、専従のヒアリング要員を配し、一貫した対応を行います。これにより、事務効率の向上が期待できるだけでなく、ヒアリング対象者との信頼関係を築き、より深いヒアリングの実施を期待することができます。

若手アニメーターの育成という目的と取った施策、達成状況については、前年度について下記のような記述があります。

 前年度プロジェクトにおいて、直接育成対象となる「若手原画アニメーター」として参加したのは、合計22名です。
 これら20歳代のアニメーター22名は、作画OJT期間の約3ヶ月半の間、通常の商業アニメーション制作ではあり得ない育成に適した環境の下、意欲的に作品制作に取り組みました。更に、彼ら若手原画アニメーターは、各2日間に及ぶ計3回(内1回は合宿形式)、延べ6日間に渡る各種講座(アニメーターによる技能指導、声優・俳優による演技指導、経営者による商業アニメーション制作の仕組み等に関する講話、写真家によるカメラに関する講座及び弁護士による契約・法律・年金・保険等に関する講義等)と意識改革のためのグループディスカッション等のOff−JTについても真摯に取り組んでくれました。
 その結果、若手原画アニメーターを送り出した各スタジオからは、前々年度に続き、次のような評価をお寄せいただいております。

1*3 前々年度、若手原画アニメーターとして参加したアニメーターが、社内の選抜をくぐり抜け、前年度は、3名に限られた貴重な中堅原画
アニメーターとして参加できるまで成長した(Production I.G)。

2*4 前々年度、若手原画アニメーターとして参加したアニメーターが、
この度、初めて作画監督に抜擢されることとなった(白組、後述)。

もちろん計画書が実態を余すことなく正確に表している、なんて言うつもりはありません。
しかしこの計画書を建前だけのもの、というのには一定の合理性が必要だとも思います。
少なくとも冒頭の記事のような、参加したアニメ制作会社が企画の趣旨を無視しているという書き方をするのであれば、それ相応の根拠を書くべきだと思うのですが。

それと「前回にも増して今回はベテランの色が強く出ていましたね。(中略)こういうのってアニメミライの趣旨的にどうなの、という点もあるんですけど」とおっしゃっているのですが、このアニメミライの企画は若手の才能や思いを作品として存分に発揮する場というより、若手の能力・業界内の評価向上の意味合いが強いと私は思っています。
そういったこともあって、冒頭の記事を書いた人がアニメミライをどういった事業と認識しているか、どのような事業にすべきと思っているのか、といったことがわかると面白いのですが。

根拠無くある事業の意義などがねじ曲げられて発信されているのを見ているのは楽しくないです。
冒頭のツイプレッションというサイトはパッケージの売上を統計だて、未来を考えるコミュニティの分派の一つだそうです。
もしそうであれば、パッケージ以外のアニメ事業についても、資料や統計などの根拠のある未来を語ってほしいものです。

2013/3/14 18:30 追記
この辺は実態とは違う可能性もあるっぽいのでとりあえず削除しときます。

ツイプレッション

売りスレ民なんぞにまともなアニメ批評が務まるはずがないと嘆いている諸兄方冷やかしでいいから覗いてみませう

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*1:機種依存文字を筆者変更

*2:機種依存文字を筆者変更

*3:機種依存文字を筆者変更

*4:機種依存文字を筆者変更