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藤四郎のひつまぶし

プロの素人によるブログ

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再掲:じょしらく2特別版キャラ落語CDがよかった

※本記事はジャムミックス!で2011/2/13に投稿した記事を修正・追記・再編集したものです。

買うか買うまいか悩んだ末に発売一ヵ月後に購入。
特別版についてくる落語CDの満足度が高かったので中身を紹介してみます。

刷毛もの使い

元ネタは化け物使いという落語。
人使いが荒いご隠居と奉公人が出てくるところを漫画家とアシスタントに置き換えて話を展開させていきます。
前半部分のご隠居の常軌を逸した奉公人の働かせっぷりはばっさりカットして、後半の化け物を使うところから。

化け物使いでは一つ目小僧、大入道、のっぺらぼうの順で毎晩現れる化け物に人間と同じ仕事をさせようとします。
ご隠居のマイペースっぷりと有無を言わせぬ迫力が個人的には見所だと思っています。

刷毛もの使いでは漫画家が化け物にあわせた仕事を効率的に振り分けていきます。
有無を言わさぬ迫力は一緒なのですが、外部からの強制力と化け物にあわせた仕事を割り振っていく面白さがあります。
編集が登場してのくすぐりや設定にあわせた新しいオチなど随所の言葉のチョイスにセンスを感じた噺でした。

防波亭手寅役の葉山いくみさんの声は聴きやすく、弱気の化け物がかわいらしくていいですね。

あたまヤマなしオチなしイミなし

元ネタは頭山という落語。頭山自体が落語のフォーマットを最大限利用、というか飛び越えちゃってる疑惑のある噺ですが、あたまヤマの方もなかなかです。

頭山では登場人物の縮尺がよくわからないまま頭の上で花見だ、頭の上の池で魚釣りだと話が進み、オチの自分の頭に出来た池に飛び込むところまでいくともはや笑う以外ない、って所を私は楽しんでいます。

あたまヤマではさらに話が大きくなってコミケが行われたり空港建設のいざこざが起こったり、しまいには頭の上に海が広がって不審船がやってきたりとバカバカしさが増してオチを題のとおりぶん投げてしまっています。
ところどころ出てくる花澤香奈さんのどこかだるさそうなしゃべり方(ぽてまよのラジオを思い出しました)がよいマッチングでした。

時かけそば

元ネタはときそばという落語。演目ですでに展開が読めて、実際そのとおりの噺です。
久米田先生の畑先生へのゆがんだ愛情を感じられる噺でもあります。
秋葉原にハヤテグッズを買いにいく途中、腹ごしらえにそば屋によるところからスタート。
ときそばの部分は開始4分ほどで終了してそこから先は畑先生大好きタイムです。

蕪羅亭魔梨威役の阿澄佳奈さんが熱演というかすげーがんばってるというか
ちょっとがんばりすぎな感じが聴いていてにやにやしてしまう自分はどうなんだ。

演出について

ちょっと気になるのがCDとしての完成度を追求したのか舞台を録音した体なのかでブレを感じるところ。
CD用なら客席への問いかけや笑い声の演出が少し邪魔で、舞台の録音なら言葉でなくしぐさで表現してもいいところがちらほら。

他に印象に残ったのが出囃子。これオリジナルなんでしょうか?

特典データについて

落語の台本が付いてる!ちょっとだけやりたくなってしまう。

断り書きについて

このCDは女の子のかわいさをお楽しみいただくために邪魔にならない程度のさし障りのない落語をお楽しみいただくCDですから上のごちゃごちゃした説明なんかいらねーんだよ!台本付いてるの見てやりたくなっても、俺がやっても意味ねーんだよ!丸京マジ天使!イエス!アスミス!

漫画本編について

9割9分落語関係ない。久米田節。

気に入ったので1巻の特別版探そうと思ったら、普通にアマゾンで売っててちょっとびびりました。

(2013/3/8)
その後のアニメ化ではこの2巻の声優さんは全員変更になりました。
1巻でも落語CD付きがあったのですが、そちらの暗落亭苦来役の後藤沙緒里さんだけが続投。
もう一人の波浪浮亭木胡桃は小野恵令奈さんという当時AKB48だった方。

防波亭手寅役の葉山さんは佐倉綾音さんの演じたアニメ版魔梨威に近いようにも感じましたし、花澤香菜さんの丸京、阿澄佳奈さんの魔梨威もまた違った魅力があります。

アニメ版でも限定版には落語CDが付いているので、どうしてもアニメ版じゃなきゃダメだ! という方でなければあわせて楽しむのも面白いかもしれませんね。

じょしらく 1(期間限定版) [Blu-ray]
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