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藤四郎のひつまぶし

プロの素人によるブログ

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フォトカノがジョジョのラスボスっぽい


フォトカノは時を止める。
フォトカノは過程を消し飛ばし、結果だけを残す。
フォトカノは時を戻す。
そしてフォトカノは時を一巡させる。

フォトカノはその名の通り写真とカメラが重要な道具として登場する。
カメラはある瞬間を切り取って写真とする。
時を止める能力を持っていると言い換えてもいいだろう。
この能力はジョジョ第三部、ディオのザ・ワールドの時を止める能力にとても良く似ている。

スタンドは基本的に複数の能力をもたない。
だがフォトカノにはそのような制限はないようだ。

フォトカノは過程を消し飛ばし、結果だけを残す。

フォトカノ6話は主人公前田と幼なじみの新見さんがお互い一歩引いていた距離をぐっと近づけるところから始まる。
夜、思い出の公園を舞台に2人は気持ちを伝え合う。
すると2人の距離が縮まっていく過程は消し飛び、夏の海での水着の写真撮影、秋の学園祭での新見さんの写真展示、そして思い出の公園での告白という結果だけが映し出される。

並のアニメなら水着回で一話、学園祭で一話、告白で一話使ってもおかしくない。
その3話分の話を1話で見せつけられている30分は、第五部、ディアボロキング・クリムゾンで時を消し飛ばされるとこうなるのかと思わせるものだった。

そしてフォトカノは時を戻す。
7話では6話の最後に見られた冬服ではなく、夏服で物語が始まった。
第四部、吉良吉影キラークイーン第三の爆弾、バイツァ・ダストが発動したかのようだった。

その7話でフォトカノは時を一巡させる。

まだ夏服のころにフォト部の後輩、実原に嫌いなポートレートを撮影させようとして失敗
→秋(!)に学園祭
→冬(!)に実原と距離を縮め、実原に初めてポートレートを撮影させる
→夏(!!?)に海で水着撮影会

まさかの1話で季節一巡。
第六部プッチ神父のスタンドの最終進化形、メイド・イン・ヘブンの時を加速させ、世界を一巡させる能力が展開されているようだった。

古来から数々の権力者が不老不死を追い求めた。
タイムマシンは人類の夢の一つであり、それを題材とした様々な物語が生み出された。
ジョジョの奇妙な冒険では最後の敵の多くが時を操る。
時の支配は、人類が飽くなき欲望の最たるものの一つなのかもしれない。
そして時を操る能力を駆使するフォトカノは、人類の欲望の集積地と言えるだろう。

終わりのないのが『終わり』それがフォトカノ

TVアニメ「フォトカノ」エンディングテーマ スマイルF
TVアニメ「フォトカノ」エンディングテーマ スマイルF