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藤四郎のひつまぶし

プロの素人によるブログ

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フェアロック船団長は最後にリジットの胸を触りたかったか?


立派になって…君の父上にも胸を張って報告できる

オケアノス/「翠星のガルガンティア」製作委員会『翠星のガルガンティア』8話

この純粋なまなざしからふと思いついたことがあります。
フェアロックは最後に立派になったリジットの胸を触りたかったのではないか? と。
気になって1話からフェアロックがリジットの胸を触れるポジションを取ろうとしていたかざっと見返してみました。

3話で海賊への対策を考える場面、海賊が襲撃してきた場面、その後のレドの処遇を考える場面でもフェアロック船団長はリジットの胸を触れるポジションにいません。

オケアノス/「翠星のガルガンティア」製作委員会『翠星のガルガンティア』3話

7話のクジライカの群れが船団の真下を通る際にも、ピニオンが船を離れると言い出した時も胸を触れるポジションではありませんでした。

オケアノス/「翠星のガルガンティア」製作委員会『翠星のガルガンティア』7話

むしろ見返していて、近くにリジットを置いておくより、歩けない自分がいけない場所へ積極的にリジットに赴いてもらっているのかなという逆の印象を受けました。

例えば2話でレドと船団側の交渉人として対峙したのはリジットでした。

オケアノス/「翠星のガルガンティア」製作委員会『翠星のガルガンティア』2話

4話でガルガンティア船団と貨物船アトゥーイ号の連結にサインしたのもリジットです。

オケアノス/「翠星のガルガンティア」製作委員会『翠星のガルガンティア』4話

この他にも主にレドに対する船団としての対応の矢面に立っているのはリジットが多かった印象があります。

最初はリジットに事務手続き的なものを任せているとも思ったのですが、連結の立ち会いに護衛が2人いることなどを見ると、むしろ船団長代理としての行動ととった方がしっくりくるかもしれません。

フェアロック船団長は7話でオルダム医師に体調を見てもらい、休暇を勧められました。
しかし船団長の席で船団員微笑む顔と声を守りたいといい、どんな現実でもそれを受け止めるのは今を生きる我々の特権だとも言います。
船団長という仕事が好きなワーカホリックと言えるかもしれません。
それだけだと仕事だけが生きがいで、仕事を辞めるまで(死ぬまで)仕事を持ち続ける残される人にとっては結構迷惑な人です。

ですが後進に託すしかない、というセリフが出てくることや、リジットに船団外との交渉を任せていたりするところを見ると、教育にも気を使う人だったのでしょう*1
そんなワーカホリックで後進の教育も考えているフェアロックには小娘の胸にうつつを抜かす暇はなかったかもしれません。
というか公式ページで確認したらリジット22歳なんですね。もっと年いってるかと思ってた。
「翠星のガルガンティア」アニメ公式サイト | キャラクター | リジット

翠星のガルガンティアは企画の初期段階から「お仕事モノ」という切り口があったそうです。
これは公式HPや監督のインタビューからわかります。
『翠星のガルガンティア』村田和也監督 特別インタビュー(その1)〜企画始動秘話と船団というアイデア〜 | トーキョーアニメニュース – TOKYO ANIME NEWS はてなブックマーク - 『翠星のガルガンティア』村田和也監督 特別インタビュー(その1)〜企画始動秘話と船団というアイデア〜 | トーキョーアニメニュース – TOKYO ANIME NEWS

基本的な骨子はすでに虚淵さんが作られていて、その新しい切り口が“お仕事モノ”……仕事をする若者たちの姿を描いていこうというものでした。

「翠星のガルガンティア」アニメ公式サイト | コメント | シリーズ構成・脚本:虚淵 玄(ニトロプラス)

このアニメは企画段階から、10代後半〜20代前半の年代層、つまりこれから社会に出る、或いは社会に出たばかりの戸惑いを感じている若者たちへ向けたメッセージ性を盛り込むことが課題とされてきました。

5,6話あたりの仕事をしたいけどどうすればいいかわからない、気持ちだけが空回りして上手くいかないレドは仕事を始めたばかりの若者という感じです。
それに対してリジットはそれよりちょっと先、責任あるポジションを任された時の反応という感じでしょうか。
そして若者だけでなく、何も知らない新入りに上手く仕事を教えられない現場の人々だったり、フェアロックのような若者の意見を取り入れ、仕事を任せなければいけないという、もっと上の立場の人も描いているように思います。

じゃあ仕事の大切さばかりを描いているかというとそうでもなく、ピニオンが仕事をサボってバーベキューをしたり、それを知ったリジットが仕事を切り上げたりと、あくまで人生の中で無数に行う行動の一つとしての仕事を描いているようにも思っています。

翠星のガルガンティア8話を見た感じ、今後の展開は想像がつかない部分が大きいです。
ですがレドの行動理念にヒディアーズ殲滅という与えられた仕事、任務に加えて、エイミーたちを守りたいという自分のやりたいことという要素も入ってきているように思えます。
仕事への向き合い方、自分の生き方といった部分はむしろ強調されてくるんじゃないでしょうか。

フェアロック船団長は最後にリジットの胸に興味は無さそうでしたが、果たしてレドはエイミーの胸に興味を抱くようになるのでしょうか。
私気になります。

翠星のガルガンティア Blu-ray BOX 1
翠星のガルガンティア Blu-ray BOX 1

*1:これは足が不自由になったからそうせざるを得なくなったのかもしれませんが