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藤四郎のひつまぶし

プロの素人によるブログ

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作品との不幸な出会い方と幸運な再会

先日こんな記事を見かけまして。
腹筋いたいwww 精魂込めた自作のラジコン飛行機が「リスに盗まれ大空を舞う」マニュアル付けるんじゃなかったな・・・ | DDN JAPAN はてなブックマーク - 腹筋いたいwww 精魂込めた自作のラジコン飛行機が「リスに盗まれ大空を舞う」マニュアル付けるんじゃなかったな・・・ | DDN JAPAN

な ん だ こ れwwwww
リス、天才だな

自作のラジコン飛行機に「精巧なマニュアル機能」を付けたと誇らしげに語るおじいちゃん。いざ、テストフライトと言う時にうっかり忘れ物をして滑走路から目を話した隙に・・・

なんとヤツが (ll゚Д゚)

といった文章を受けて、どんな奇跡的偶然が起きればリスがラジコンを操縦できるのだろうと、ワクワクして再生をした動画がこちら。

第一印象としてはカメラマンが映像をキレイにとりすぎ、ラジコンキレイに飛びすぎ&一回転ロールでリスが落ちないのはなぜ?、コクピットのリスが風受けてなすぎ、といったところ。
つまりはフェイクだと判断したわけです。
そして時間のむだだったと失望したわけです。

と散々な第一印象だったのですが、しばらくしてから「この雑さは好感が持てる」的な反応を見かけました。
それがこの動画を見直すきっかけとなり、ひいてはこの記事を書くきっかけになりました。

作品の紹介方法によって狭まる作品の楽しみ方、見方

今回の動画について、私は記事の紹介文から『現実に起こった珍事』を期待したわけです。
ところがその動画はその期待には応えられないものでした。
だから私の第一印象はひどいものになってしまいました。

しかし他の出会い方をしていれば違う感想を持った可能性は十分にあります。
例えば誰かが「面白い動画を見つけた」とだけ言って張ったリンクを偶然踏んでしまった場合。
その場合、発想の面白さや所々見え隠れする投稿者の技術の限界といったものを楽しみながら見ることが出来たかもしれません。
ただこの場合は自分がリンクを踏まない可能性もあるので難しいところです。

作品への興味をかきたてる紹介文は、作品にふれる機会を提供する素晴らしいものです。
ですがその紹介文が作品内容と乖離してしまうと、私のように紹介文の内容を期待して作品を見た人は満足度が下がってしまう場合もあるんじゃないでしょうか。
紹介文関係なしにフラットな目で作品を見ろ、って話なのかもしれませんけどね。

作品との幸福な再開を提供してくれるちょっと違う視点

そんな不幸な出会い方をしてしまった作品でも、ちょっと違う視点からみると楽しめる場合があるわけです。
私はアニメや小説、マンガなどを見たり読んだりすることが多いのですが、その動機は楽しい時間を過ごしたいという気持ちが大半を占めています。
だから作品の違った楽しみ方を提供してくれる意見は、私にとっては作品との幸運な再会を促してくれる素敵な意見になるわけです。

つーわけで自分にはない視点から作品を楽しんでいて、それについて言葉にして発信してくれる人ってのは、私にとってすごくありがたい人なんですわ。
いつもホントにありがとうございます。

「作品」と「商品」と「事実」の話

補足というか蛇足というか。
ここまで「作品」とその紹介、について書きましたが、実際にお金を払う「商品」とその紹介、となるともう少し違う論点も出てきます。
具体的にはウソ、大げさ、紛らわしい紹介・広告で「商品」を掴まされると幸運な再会をしても素直に喜べない場合もあります。

さらに「作品」でも「商品」でもなく、ニュースや研究などの「事実」(やそれに準じるもの)となると、エンターテイメント性が薄れてもなるべく正確な情報を意図が伝わるようなパッケージで提供して欲しいなぁと思います。

あと「作品」を過度に「事実」っぽく装飾するのも悩ましいところです。
今回のように信じても被害が出なさそうなものはひとまず置いておくにしても、こういうのとか。
レンジでチンするとiPhone充電できる!・・・と言うデマが拡散し被害者続出 | マイナビニュース
「わかってる」人の間でのやりとりに終始していればいいんですけど最近はいろんなところに飛び火しますから。

自分も作り話を「事実」っぽく装飾して話すことはありますから、他人ごとではないんですけどね。