藤四郎のひつまぶし

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リアルタイムとパッケージ


TOKYO MX他で、ラブライブ!っていうアニメの2期が放送されてる。
その4話の展開がちょっとおもしろかった。

先にアニメラブライブ!について簡単に説明しよう。
このアニメの世界ではスクールアイドルと呼ばれる学校ごとのアイドルユニットが存在し、その頂点を決めるラブライブ! という大会が開かれる。
2期では主人公の穂乃果たちが所属するμ'sがラブライブ!優勝を掲げ、それに向かって邁進する姿が描かれる。

そんなアニメラブライブ!2期の3話。
μ'sメンバーは地区予選突破を目指してどこでライブを行うか迷っていたところ、前回ラブライブ!優勝者で同じ地区で出場するA-RISEに声をかけられる。
A-RISEはμ'sに注目しており、同じステージでライブをしてみないかと誘う。
穂乃果たちはそれを受け入れ、同じステージでライブを行った。
ここまでが3話。

3話の時点で、A-RISEの予選突破は間違いないように思った。
前回の実績や今回のステージを見たファンの反応からもそれが当然のように思われた。
それに折にふれてその凄さをアピールしていたA-RISEがなんの理屈付けもなく敗退してしまうと、ラブライブ!の大会が場当たり的なものになってしまうし。

で、注目点の一つにμ'sが予選突破するかどうかがあった。

これも普通に考えれば予選は突破する。

物語的には1話で穂乃果が優勝を目指すと宣言しているので、優勝か、あるいは優勝近くまで競わないと物語のカタルシスに欠ける。
一度敗退し、リベンジするという展開もあるにはあるが、μ'sメンバーには三年生もいる。
第2回ラブライブ! は急遽開催が決まったような描写だったが、これが間を置かずに第3回、第4回と立て続けに大会が開催されると、ご都合主義的な面がどんどん前に出てしまい、プレミア感も減ってしまうように思う。
なので今回を逃すと、このメンバーでラブライブ!の大会で優勝しても、物語的な面白さは減ってしまうように思う。

そもそも1期でも、アクシデント的な要素が強かったが、μ'sはラブライブ!に出られなかった。
そのリベンジの意味もある2期なので、本戦に出場できない展開を繰り返すのは相当上手くやらないと難しい。

設定的にも予選突破は結構現実的だったように思う。

1期の段階でμ'sは本戦出場ラインにかなり近いところまでいた。
そして優勝者のA-RISEにも目をかけられており、同じステージ、近い時間でライブをすることで注目度はさらに上がっていたであろう。
特にミスなどがあったようにも見えなかったので、予選を勝ち上がるのにそこまでのサプライズはない。

しかしの不安要素もあった。
モニター越しに不特定多数のファンが見ているA-RISEに対し、μ'sは手伝い、応援に来た同じ学校の友だちの姿が映される。
一般の人たちの反応はわからない。

そんな3話のあと、予告が流れた。
そこには退部届が渡されるシーンもあった。
これは不安を感じる。予選敗退してμ'sが解散するのではないか? と。

そんな状況で放送された4話。
冒頭でμ'sが予選落ちする展開が描かれる。

マジか!!? である。

そしてそれが夢だったと明かされる。

マジかよ…である。

こんな簡単に一喜一憂させられて…くやしい…でも…(ビクンビクン)

これは先を知っている人が少ない、オリジナルのTVアニメの一回目の放送だからこそのドキドキ感、楽しみ方であるように思う。


話は変わるけど、先日TVアニメヨスガノソラの依媛奈緒編BDを買った。

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ヨスガノソラは1クール12話なのだが少し特徴的な構成のTVアニメだった。
特徴は大きく2つ。

  • 1話が大きく本編とおまけパートに分かれ、本編のOP、EDに加え、おまけにもEDがつく
  • 4話でヒロインの一人と結ばれるのだが、5話からは2話終了時点からのパラレルで別のヒロインと結ばれる展開が描かれ…という形式で合計4人のヒロインとの物語が描かれる

ヨスガノソラの放送当時は、途中からのやり直しで登場人物の関係がどこまで進んでいたか混乱したりした。
またそう長くないおまけパートにもEDがついていることで、本編EDからあまり間を開けずにおまけパートのEDを聞くことになり、少し座りの悪さを感じたりもした。

だけどこれがBDになるとかなり解消されていた。

まず各ヒロインごとのルートを全話収録したパッケージになり、人間関係での混乱が起きなかった。
具体的には奈緒編には1話、7話~9話が収録されていて、これ1巻で最初から最後まで物語を楽しめる。
しかもおまけパートを除いた本編のみ、逆におまけパートのみを続けて再生することもできる。

またおまけパートのみを再生するモードを見ていると、おまけにも独立したEDがあるのも納得できた。


さて、なんでラブライブ!に加えてヨスガノソラの話をしたかというと、テレビ放送中に一番盛り上がりそうなラブライブ!に対して、ヨスガノソラはパッケージに最適化されていたのかも、なんて思ったから。

そう考えると、その、あれだ、えーと…。

…特にまとめとなる文章が思いつかない。
別にパッケージに思い入れがあるわけでもないし、リアルタイム至上主義でもないしなぁ…。

でも製作委員会なんかでは、リアルタイムの放送をどうやって盛り上げて作品の人気を高めるかってのと、いかにパッケージの魅力を高めるかってのも考えて、脚本会議とかやってるんじゃないかなぁとか思った。