藤四郎のひつまぶし

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電子書籍ストアKindle、kobo、BookLive、BookWalkerの比較・雑感

前の記事で書いたとおり、今私は電子書籍ストアをよく利用している。
電子書籍との付き合い方 - 藤四郎のひつまぶし

具体的にはKindlekobo、BookLive、BookWalkerの4種類のストアと、自分でスキャンした本を読む用のアプリを合わせて5つのアプリを使ってる。
本当なら一つにするか、せめてマンガ、小説、実用書などとジャンルごとに使うストアを決めるとかした方がいいハズ。
そうでないとどの本をどのストアで買ったかわからなくなってしまう。

でもBookWalkerでキャッシュバックがあるときに買ったラノベ棺姫のチャイカ)の続きを買おうとした時、Amazonが紙の半額以下まで値下げしていたのを無視することができなかったんだ…。

それからは、そもそも自分は読み返す本の数も回数も多くないと割りきって、欲しい時に安かったストアで買うようになった。
あまり本を読み返す機会がない人はこの運用でもあまり不都合はないように思う。

と、そんな風にして4つのストアを使っているので、せっかくなのでそれぞれの比較・雑感を軽く書いておきたい。

ちなみに自分が本を読むのは基本iPhone5S
外出先でのスキマ時間や家で時間がある時にマンガや小説を読むことが多い。

シンプル・安い・痒いところに手が届かないKindle

Kindleの特徴はシンプルな購入の仕組み。
他のストアでよく見かけるポイントサービスやエントリーが必要なキャンペーン、会計時に提示が必要なクーポンといったものは見かけない。
セールはシンプルな値引きか、Amazonポイントを利用したポイントバック。
でこのセールがなかなか強力。

どうやらKindleは他社のセールの後追いが特徴らしく、商品を絞った単純な値引きならば他のストアに遅れを取ることはほとんどない。(全商品対象のセールは別っぽい)
ただし後追いでやっているためか、Kindleでは今どんなセールが開催中といった紹介ページがない。

なので、
Kindleのセール情報が知りたい? だったらkoboのキャンペーンページを見るといい」
なんて小粋なアメリカンジョークを聞いたりもする。

実際にセールの情報を知りたい場合はそういった情報をまとめている下のようなサイトを見るといいと思う。
電子書籍の司書さん

価格面ではなかなか優位がある反面、アプリはやや貧弱な印象。
本の並べ替えは新着、タイトル、著者の三種類で不便を感じることがある。
その並べ替えの種類の少なさをカバーするであろう、コレクション機能(特定の本を一つのグループにまとめて管理する)も、コレクション内やコレクション単位での並べ替えが面倒。
さらにコレクションに属していない本を一覧にするといった機能もない。
また他のストアだと意外にあるPC向けのアプリがないのも弱点。
PC向けアプリがあればコレクションの整理もやりやすいと思うだけに残念度は増す。

セールが結構あるけどアプリが貧弱ということで、気になった本を安い時に買って、読み捨てていくスタイル向けのストアかもしれない。

セールとソーシャル機能持ちアプリが特徴なkobo

kobo楽天傘下ということもあって、セールが特徴的。
セールは単純な値下げ、エントリーして条件を満たすことでポイントがたまるキャンペーン、基本クーポン同士の併用は不可のクーポンに分けられる。
それらが上手くハマると実質価格をかなり安くできることもある。
メルマガ限定のキャンペーン・クーポンもあったりするので、メルマガ攻勢に耐性のある人はメルマガを利用するのもいいかも。

電子書籍以外でも楽天を利用している場合、キャンペーンで期間限定ポイントをもらったけど買うものがない、といった状況は避けられるはず。
また楽天の買いまわりキャンペーンなども達成しやすくなると思うので楽天をよく使う人には効率的なストアかもしれない。

アプリはホーム画面で表示されるのが「本」ベースではなく、読書中の本と予想読了時間、読了した本の評価ページ、関連書籍などの「次のアクション」ベースになっているのが特徴的。
もちろんライブラリをタップすれば普通に本が並んでいる画面も出せる。
個人的には読んでいる本が読書中、読み終わった本が読了というフォルダに自動的に移動するのは結構好み。
ただしこちらもKindleと同じくタイトル、著者、最近読んだ本の三種類でしか並び替えが出来ず、コレクションの整理もKindleと同じくやや不便に感じる。

また読了画面でレビュー、ソーシャルメディアへの投稿に結構なスペースが割かれていたり、1冊あたりの読書時間や読書時間帯が記録されていたり、特定の行動をすることでバッジが獲得できたりと本の管理だけでなく、読書体験を管理しようとする姿勢が見えるのが面白い。
まぁ自分はあまり使うつもりはないのであんまり評価が高いアプリではない。

ちなみにPC用のアプリがある。
まだあまり使ってないので操作方法に詳しくないのもあるが、スマホで作ったコレクションがPCアプリには同期されないっぽい?
今はまだ本の数がそこまで多くないのでPCの画面の大きさがあれば問題ないけど、本が増えるに連れて加速度的に使いにくくなる気はする。
ただPC版がないKindleよりはあったほうが良い。

シリーズ管理が得意なBookLive

BookLiveのメリットとして、一番最初にシリーズ管理をあげたい。
BookLiveのアプリでは、1巻単位ではなくシリーズで管理をすることになる。
マンガや小説、雑誌など、2巻以上あるシリーズは本棚画面では1巻のみ表示され、それをタップすることでそのシリーズすべてが順番に表示される。
またそのシリーズ内に購入されていない巻がある場合も未購入を示すマークとともに表示されるため、何巻まで出ているか、何巻まで購入しているかが一発でわかる。

またシリーズのいくつかをまとめておく本棚というものも作成可能。
Kindlekoboと違い、一つのシリーズは一つの本棚にしか入れられない(前述の2つは1つの本を複数のコレクションにいれることが可能)。
しかしその分自分の作った本棚に入っていない本はデフォルトの本棚にあるため、整理のし忘れが発生しづらい。
またソートが購入日、作品名、作家名に加えてジャンル(コミック、書籍、雑誌など)でも可能で利便性がましている。

PCアプリもある。
スマホで作った本棚がPCアプリでもちゃんと同期される。
さらにソートがiOS版に加えて最終閲覧日でも可能っぽい。
またPCアプリでシリーズで購入していない巻をダブルクリックしてやると、サイトの購入ページまで飛ぶ。iPhoneだとAppleへの上納金などの関係から不可能っぽい。

シリーズモノを多く買うならば、少なくとも自分が利用している4つのストアの中では一番におすすめしたいストア。

セールもそこそこやっているイメージ。ただしわりとよく配布されるクーポンを使うと、こちらもよくやっているポイントバックがつかなくなる点に注意。

角川、ライトノベルに強いBookWalker

BookWalkerのメリットとしては角川関連の書籍、ラノベに強いところ。
新刊の発売日にKindleでは紙でしか取り扱ってなくても、BookWalkerには電子書籍がある、というケースがときどきある。

直近だと鬼灯さん家のアネキ(+妹)(1)とワールドゲイズ クリップス(3)がそう。
AmazonだとまだKindle版を売っていない。

でもBookWalkerだと売ってる。
五十嵐藍 作品一覧│詳細表示・1ページ目│電子書籍ストア BOOK☆WALKER

またセールもわりとこまめに30%オフだとか40%オフだとかをしている印象。
ちなみに今33%キャッシュバックをやっているので前述の2冊をほぼ発売日に安く変えて結構お得感があった。

ただしここのキャッシュバックは税抜き価格に対してなので総額から見た還元率は多少下がる。
しかも◯◯%と銘打っておきながら実際は◯◯円ごとに◯◯円キャッシュバックとなるため、ピッタリで変えなかった場合の還元率はさらに低くなる。注意。

アプリは本棚という単位を作り、自分で選んだ本を入れていく形式。
特徴としては無料配布だったり特典だったりで、レーベル、作品、キャラが入っている本棚デザインが使えること。
シリーズ全巻買って本棚のデザインも統一するとちょっと満足感あるかもしれない。
自分は作品単位の本棚を作らないので良くわからないが。

またソートが強力で、購入日、タイトル、著者に加えて、読んだ順、シリーズ順、レーベル順、本棚順など様々な並び替えが可能。
シリーズの整理を重視する人も、買った本を整理せずどんどん本を読み捨てるような人にも薦められる。

ただしほかのストアと比べて、マンガとラノベと角川の小説以外の品揃えが弱いイメージ。
例えば実用書なんかの品揃えはそんなにいいとは思わない。
どちらかと言えば特化型のストアの印象を持っている。


という感じの4つのストア。
自分としては後追いセールが多くて特定商品が他のストアより安いことが多いKindleに、角川・ラノベ枠としてBookWalker、さらに全品対象セールなどで新刊が安く買える場合があるストア2つもチェックしているという感じ。

使い方としては基本買いたい本が買っても良い価格になっていたら買うといったふう。
ちょっと興味のある本なら40%、すぐ読みたい本なら発売日、とか。

もちろん読みたい本があるかどうかや使い方、セールの評価など人によって最適なストアは違ってくるはず。
その参考にでもなれば。