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藤四郎のひつまぶし

プロの素人によるブログ

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人肌の暖かさは厳しい冬でこそ実感する

厳しい冬ならば焚き火の熱はなおのこと強く感じることだろう。
ある「要素」は全く反対の「要素」と組み合わせることで強調される。

まぁ表現の基本ではあるんだろうけど、
そんなことを六花の勇者1話の牢獄のシーンで思った。

六花の勇者の主人公アドレット・マイアは型破りな性格。
故あって牢獄に囚われたけれども、そこでも反省する素振りはまったくない。
ってのが牢獄の中からの視点でのびのびとしてるアドレットを映すことで伝わってくるなぁと。
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山形石雄集英社・「六花の勇者」製作委員会『六花の勇者』1話

むしろ訪ねてきた少女の方が、牢越しに映っているおかげか窮屈そうに映る場面がある*1
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山形石雄集英社・「六花の勇者」製作委員会『六花の勇者』1話

ただアドレッドが牢越しに映る場面もある。
それは魔神を倒さなければならない、とアドレッドが己の目的、義務を吐露する場面。
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山形石雄集英社・「六花の勇者」製作委員会『六花の勇者』1話

いつも自由そうにしているアドレッドだからこそ、
このシーンで彼が囚われているモノってのが強調されてるなーと思う。

ある要素を強調するために正反対のものと組み合わせるのは、
演出にしろ、キャラにしろ、ストーリーにしろ、すごく効果的。

これは2014年7月スタート作品だと「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」の
下ネタが過剰に抑圧されているディストピアめいた世界観と
できれば関わり合いたくないレベルで
下ネタを連呼するキャラの組み合わせなんかにもみられるけど、
それはまた別のお話。

*1:余談だけど、この牢の頭だけ出せる大きさの穴に灯りが収まっているの、クール