藤四郎のひつまぶし

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ひるね姫

いつも通りネタバレ


中盤でココネの夢がモモタロー原作、イクミ主演のおとぎ話だとわかる。
ここで自分としては完全に現実が主、夢が従の関係になったんだけど、
物語の熱量的には夢の方がパワーがあるように見えてチグハグ。

もうちょっと夢にパワーを与える何か、というか情念というか
感情というかそういうものが乗っててほしかったように思う。
例えばイクミの自動運転車にかける情熱と、それを引き継いだ家族の思いなりが
もっとあそこにはノッてるべきだと思うんだよなー。

というか物語全般においてココネとモモタローの行動に目的と
そこに向ける情熱をあんまり感じられなくて、会長とか専務のが熱を感じられる。

EDにあったイクミとモモタローの出会い関係めっちゃ魅力的だったから、
あれを本編に持ってきてちゃだめだったのかね?
それとココネの進路をもうちょっと絡めたりしてさ。

ガジェットの使い方や機械の意志というかプログラムというか、
そのへんは攻殻機動隊東のエデンを思い出した。
というかラスト自動機械が解決するって展開ががが。

旅モノとしては道中のてんやわんやが少ないし、ボーイミーツガールでもない、
巨悪を倒すでもなく夢を追いかけるパワーもないと、物語のエンジンのパワーが足りてないように思える。
パワーが足りてれば夢の話もよくわからんが勢いがあるからオッケーってなりそうなだけになんだかなと。

冒頭のオムレツはめっちゃ美味しそうだった。
くぎゅのぬいぐるみとか、自宅に帰れで東京の方に帰っちゃう、
というか自宅を東京のまま変えてないでおく車とか、
要素要素は面白いところあるし、壊滅的にだめで目をそむけて、
耳を塞ぎたくなるようなのはないんだけど
圧倒的に引きつけるものが足りないんだよなぁ…。