藤四郎のひつまぶし

プロの素人によるブログ

鉄血のオルフェンズのどこがクソか

鉄血のオルフェンズにはいろいろと不満がある。
特にこちらの印象・感情を悪い意味で裏切ってくるのがひどい。

例えば2期から鉄華団に加入し、整備等の裏方をやっていた殺人ドカベンことデイン。
彼は最終局面でもう先のない鉄華団を抜けようと同期のザックから持ちかけられるが、
昔殺人を犯した自分を受け入れてくれたのは鉄華団だけだと言って拒否する。
うん、感動のエピソードですね!

その次の話数では、上司をぶっ殺して鉄華団を抜け、
元気に政治家の秘書として活躍しているタカキの姿が!

…あのさぁ…

最終話では孤児院や工場で元気に働く元鉄華団団員の姿が!
そこにはデインの姿も!

…バカジャネーノ?

これなら殺人者を受け入れてくれるのは鉄華団だけ! みたいなことを言わせんなや。


これなんかは脇役の話だが、メイン格でもそれまでの印象を裏切ってくる。
特にヤバイのはマクギリスとラスタル

マクギリスは1期ラストで親友のガエリオギャラルホルン内では禁忌とされている阿頼耶識システムを使わせるよう、
思考、行動を誘導し、そのスキャンダルを利用して一気にギャラルホルン内でのし上がる。
その人物が2期ではバエルを手に入れればギャラルホルンのルールでみんな従う!の脳筋仕様に。

こちらとしては1期の心理把握に長けたマクギリスのイメージでいるから違和感しかない。
ストーリーをたたむためにキャラを歪めたとしか思えない。

ラスタルは1期では自らが率いるアリアンロッドがドルトコロニーで武装蜂起を煽って鎮圧するというマッチポンプ
2期ではマクギリスの評価下げのためにアーブラウとAEUの紛争を長期化させる。
自分の権勢を維持したいだけの、まさに現状のギャラルホルンを体現した男。

…ってのがどっかで緩やかに体制を改革する、清濁併せ呑む実力者になったらしい。

だったら部下に死傷者多数出すマッチポンプやらせんなや。
ギャラルホルンの信用低下してるときに、調停能力すらないことひけらかすような真似するな。

アーブラウ防衛軍の主力の鉄華団はすでにラスタルの手のもので掌握しているんだから、
マクギリスの頭越しに電撃的に紛争調停・停戦で、マクギリス下げに加えてラスタル上げ、ギャラルホルン上げまでできる。
なのにわざわざマクギリス下げだけにこだわる権力スキーにしか見えんわ。

このラスタルのドぐされキャラ印象のおかげで、1期でギャラルホルン改革派だったガエリオ
いきなり腐敗肯定派になったようにしか見えなくて?????である。

つーか1期で冥土の土産にべらべら喋ったんだから、ちゃんと念入りにコクピット潰しとけマクギリス。
ちゃんと死亡確認しないとか頭おかしすぎやろ。

このキャラぶれっぶれの二人が、2期の最終話までの流れを作るんだからそりゃあクソアニメになって当然である。

他にも1期では火星から地球への辛く長い旅を経験し、2期前半では地球と火星の遠さに付け込まれる鉄華団が、
革命騒ぎからID書き換えまで火星と地球の往復を気軽に考えてたり、
ラスタル鉄華団を見せしめにしようと世論誘導など含めた準備を着々と行いながら、
最後は見られたらヤバイ禁止兵器を使ったりなどなど、
なんで制作陣はここまで愚かになれるんだ? という展開が多すぎる。
もはや逆に狙って支離滅裂にしてるんじゃと思うレベル。

仲間が死ぬ→周りが騒いでオルガが悩む→前に進むしかない
のループをずっと繰り返されて冷えっ冷えのこっちに、矛盾だらけのその場限り展開をさらけ出してくるスタイル、
ホントクソアニメでした。