新世界より13話「再開」を見て気になったところをメモ。
新世界より13話では「捜さないで」とメモを残した守を見つけようと、雪の積もった山を早季たちが探すことになる。
これはそのワンシーン。
*1
早季と真里亞が立って話をしているが二人を囲むようにうねった木々が茂っている。
早季のアップ。やはりうねった木々に囲まれている
*2
真里亞のアップ。同上。
*3
もう一回二人が話しているところもやはりうねうね。
*4
このうねうねで二人を囲むことで、画面に窮屈さを出し、不安感を煽っているのだと思う。
面白いのはこれらの木々がただの枯れ木というわけではなく、木の芽が芽吹いているところ。
木の芽は他のカットでも見て取れる。
冒頭の覚。
*5
船は移動しているのでウネウネの中にずっと収まっているわけではないが、やはり不安感を煽る意図はあるか。
これはむしろ木の芽を写すためのものに思える。
*6
この話では守が村を離れたのは殺されると感じたからだと明かされるが、この冬の寒さの中の木の芽はそんな厳しい環境に置かれた早季たち子供を示しているのか。
あるいはこの先の展開の暗示なのかもしれない。