今アニメは鮮やかリップが大流行!? ちょっぴりセクシーなアニメ系女子を大特集!
みたいな記事をはがないNEXT、ちはやふる2、PSYCHO-PASSを例に出して書こうとして、半分ぐらい書いた後にふと検索してみると
翻訳冒険活劇 : 海外アニメファン「最近唇をしっかり描くアニメ多いよな」
かぶってる! 完全かぶってる! 完全発想かぶってる!
しかもモロかぶりのはがないとちはやふるは一期も2011年10月の同時スタート。
ギルティクラウンもノイタミナのプロダクションIG制作のオリジナルアニメ。
つまりPSYCHO-PASSとは親戚と言えば親戚とも言える作品。これも2011年10月スタート。
こりゃダメだな、と思いつつも、調べていて気になった部分をまとめてみる。
それはPSYCHO-PASSの唇。
まず公安では六合塚弥生と唐之杜志恩。
*1
*2
弥生は透明感のある桃色に志恩は鮮やかな赤。
なかなかに主張のある唇をしている。
セクシーさが強調されている志恩はともかく、弥生はどちらかというと理知的なイメージが合ったのでちょっと違和感はあった。
ただ12話で弥生の過去が明らかになるとそれも納得。
弥生は過去の自分を切り捨てず、そのまま今に繋がっているんだな、なんて思う。
それに対して主人公の1人とも言える常守朱。
*3
仕事ではもちろん、プライベートでも唇に色がない。
友達はしっかり色が入っているのに。
*4
んじゃあ他に唇に色がついていない女性はいないか、というといる。
9話で出てきたインタビュアーの女性
*5
あと6話〜8話に出てきた私立桜霜学園の生徒たち。
*6
この感じだと華美でないことが求められる立場では唇に色を差していない気がする。
それなら私立桜霜学園の生徒でありながら、潜在犯である王陵璃華子がそんなルールを無視してピンクの唇をしているのもわかる気がする。
*7
ただ桜霜学園の文学の先生の唇はよくわからない。
もしかしたら弥生と同じような過去があったりするのかもしれない。
あるいはセクシーキャラだとか。
*8
再登場はないと思うからわからないままだろうけど。
というわけで、PSYCHO-PASSでは結構唇の表現で人となりを表現している部分があるかな、と思った。
これは化粧にあまり興味が無さそうな千早や幸村、マリアのようなキャラも唇に色が差してあるあるちはやふる、はがないなどとはちょっと違う表現方法だと思う。
あ、はがないとかちはやふるが適当、とかいう話ではない。
だって普通人の唇は赤いから。
だから唇の色の有無だけなら、はがないやちはやふるの方がリアル…と言いたい所だけど両方共男キャラは唇に色はない。
*9
*10
なので結局はキャラ付けやセクシーさと表現の統一感をどこでバランスさせるかの判断なのだと思う。
あともしかしたらPSYCHO-PASSの常守朱についてはプライベートでも化粧っ気がない、以外にプライベートで唇に色が入ると、唇色無しで調整したキャラのバランスが崩れてしまって違和感が出てしまう、とかもあるのかもしれない。
それまで気にしていなかった唇に一気に注目集まりそうだし。
というわけで今後PSYCHO-PASSに限らず、女性キャラで唇に色が入っているキャラが出てきたら他のキャラがどうなっているか注目してみるのも面白いかもしれない。
PSYCHO-PASS サイコパス VOL.1【Blu-ray】
よろしければこちらもどうぞ
*1:サイコパス製作委員会『PSYCHO-PASS』2話
*2:サイコパス製作委員会『PSYCHO-PASS』2話
*3:サイコパス製作委員会『PSYCHO-PASS』サイコパス製作委員会『PSYCHO-PASS』2話
*4:サイコパス製作委員会『PSYCHO-PASS』2話
*5:サイコパス製作委員会『PSYCHO-PASS』9話
*6:サイコパス製作委員会『PSYCHO-PASS』6話
*7:サイコパス製作委員会『PSYCHO-PASS』6話
*8:サイコパス製作委員会『PSYCHO-PASS』6話
*9:2013 平坂読・メディアファクトリー/製作委員会は友達が少ないNEXT『僕は友達が少ないNEXT』1話