ラブライブ! 12話は驚きの連続だった。
穂乃果が倒れてライブの中止までを描くアバンタイトル。
そしてその流れを汲むかのように険しい顔をした絵里が穂乃果の母に謝る。
2013 プロジェクトラブライブ!『ラブライブ!』12話
そんなに穂乃果の具合は悪いのか、と思えば
2013 プロジェクトラブライブ!『ラブライブ!』12話
「それより、退屈してるみたいだから上がってって」
「え、それは……」
「穂乃果ちゃんずっと熱が出たままだって」
「一昨日辺りから下がってきて、今朝はもうすっかり元気よ」
2013 プロジェクトラブライブ!『ラブライブ!』12話
そんなことはなかった。大したことなかったのかよ!
部屋で待ち受けるのはプリンを三個食べてもいいと言われて大喜びの穂乃果である。
脚も大怪我ではなく、真姫のピアノの曲のプレゼントを受けて病み上がりとは思えない元気の穂乃果。
ここで完全に油断した。
穂乃果からラブライブ!出場に向けて次のライブの話が出たところでのラブライブ!辞退のお知らせ。
予想していた出場をかけたランキングギリギリのせめぎあいを見ることなく、あっけなくラブライブ!が遠い場所へ。
マジかよ…大舞台はなしかよ…。
穂乃果の涙、ことりの憂いの表情、一位で通過したA-RISEとの対比、音ノ木坂学院生徒の何気ないμ'sへの感想、なども挟まって暗い雰囲気。
2013 プロジェクトラブライブ!『ラブライブ!』12話
3年生組の正論とボディシップ、そして学校存続のためという目標を立てることでいちおう気持ちは上向きになるものの、ことり問題は解決のきざしなし。
そんな心境でμ's再始動といった感じの屋上練習&ミーティング。ことりは下で電話しているという。
そこに一年生が息を切らせて駆けつけてくる。
2013 プロジェクトラブライブ!『ラブライブ!』12話
「た」「た」「た…」ときて、
(『助けて』か? すわ、ことりの電話内容に気づいたか!)
と思えば学校存続のお知らせ。
2013 プロジェクトラブライブ!『ラブライブ!』12話
ことりのことじゃないのかよ!
学校存続という目標の一つが達成されての打ち上げ。
はしゃぐみんなに対して浮かない表情のことりと海未。
ここにきていよいよことりのことが海未の口からμ'sメンバーに明かされる。
そこで穂乃果がどんな対応をし、ことりがどんなふうに返すのかと思えば、
「穂乃果、ことりちゃんの気持ちもわかってあげなよ
「わからないよ! だっていなくなっちゃうんだよ!」
2013 プロジェクトラブライブ!『ラブライブ!』12話
「何度も言おうとしたよ。でも穂乃果ちゃんライブやるのに夢中で…ラブライブに夢中で」
2013 プロジェクトラブライブ!『ラブライブ!』12話
言葉のドッジボールである。
これまで前向きだった穂乃果がここでも無理矢理にでも笑顔になる、あるいは一転暗い表情になるけど逆にことりが明るい表情で、みたいなものを想像していたのがまさかのギスギス。
さらに穂乃果はA-RISEをみて敵わないやとさらに気持ちを落ち込ませる。
2013 プロジェクトラブライブ!『ラブライブ!』12話
だがここは穂乃果に引っ張られてきたμ'sメンバーのこと。
今度は逆に他のメンバーが穂乃果を引っ張っていくだろうと見ている私。
ことりの門出を祝う最後のライブをやろう!
→自分がなにもしなければこんなことにならなかった(穂乃果)
→ラブライブ!だって次があるし!
→学校は存続するし、A-RISEにはかなわない(穂乃果)
→本気で言ってるのか! お前はどうするんだ
→私スクールアイドル辞めます(穂乃果)
ここまで言わすか! と驚愕。
そして去ろうとする穂乃果に海未の鈍い音のする平手打ち。
2013 プロジェクトラブライブ!『ラブライブ!』12話
からの、あの明るい曲調のエンディング!
そして「あなたは最低です!」
なんだこの組み合わせ。
もう驚きすぎで泡吹きそうでした。