遠回りするヒロイン〜ミス・モノクロームとワコ〜
ミス・モノクローム9話でちょっと気になった部分。
ミス・モノクローム製作委員会『ミス・モノクローム -The Animation-』9話
駆け寄るミス・モノクロームが、最短距離であろう倒れた美少女の左側へ向かわず、遠回りして右側へと向かう。
おんなじようなモノどこかで見たなーと思って出てきたのがSTAR DRIVER輝きのタクト。
BONES/STAR DRIVER製作委員会・MBS『STAR DRIVER 輝きのタクト』1話
これについて言及してた記事もあった記憶が…と思ったら出てきた。
まっつねさんのブログ。
STAR DRIVER 輝きのタクト 1話アバン 「感情移入させないアニメにようこそ」 - まっつねのアニメとか作画とか
これ、わざわざタクトの向こう側までまわって行ってますね。
上手下手の話とか、
手前に座って、カメラを切り返して人工呼吸だと野暮ったくなるとか
色々と巧くかみ合わせるための位置取り
ミス・モノクロームの話に戻ると、このシーン、というか9話で一番大切と言っていいかもしれないものの一つが美少女の言葉だから、それ以外になるべく意識を向かわせないための遠回りかなとか思う。
ミス・モノクロームが美少女を抱き起こすシーンに加えて、ミス・モノクロームが傷ついた美少女に肩を貸して歩くところ、美少女を座らせるところなど、2人が映るシーンは画面左に美少女、右にミス・モノクロームを置く形に統一する。
ミス・モノクローム製作委員会『ミス・モノクローム -The Animation-』9話
ミス・モノクロームのアップも自然と似た角度からになるので繋ぎがナチュラルな感じに。
ミス・モノクローム製作委員会『ミス・モノクローム -The Animation-』9話
そうすることで美少女のアップのところだけ角度が変わって、より強い印象をあたえるようにしているのかな、とか。
ミス・モノクローム製作委員会『ミス・モノクローム -The Animation-』9話
しかし今回は幸運なのかなんなのかちょっと不思議な部分に気づいたけど、こういう映像のために登場キャラがちょっと不思議な動きをすることって結構あるのかしら。
余談だが、9話で登場した宇宙人の目にはハートに見える映り込みがある。
ミス・モノクローム製作委員会『ミス・モノクローム -The Animation-』9話
この目にハート、って表現最近見たなぁと思ったらゴールデンタイムのOPだった。
竹宮ゆゆこ/アスキー・メディアワークス/おまけん『ゴールデンタイム』1話
つまりこの宇宙人の目のハートも、ゴールデンタイムとのコラボの一環だったんだよ!
竹宮ゆゆこ/アスキー・メディアワークス/おまけん『ゴールデンタイム』1話
作品を超えて何度我々の前に立ちはだかるというのか、堀江由衣!