ピンポン THE ANIMATION 2話
余談だけどピンポン THE ANIMATIONってタイトルから一番最初に連想されたのがARIA THE ANIMATIONだった。
アバンと後半スマイル覚醒シーンでの赤と青、手書きっぽいフォントと機械っぽいフォントなんかはすごく対称的。
松本大洋/小学館 ©松本大洋・小学館/アニメ「ピンポン」製作委員会『ピンポン THE ANIMATION』2話
だけど両方共風車やギアといったものの回転が使われていたり、鉄がキーワードっぽくなってたり、ある意味ではそっくりにも見える。
松本大洋/小学館 ©松本大洋・小学館/アニメ「ピンポン」製作委員会『ピンポン THE ANIMATION』2話
んでそれらのシーン両方がカッコイイ。
何もないとこから出てきたヒーローの手に掴まれて赤い血が体を巡っていくとことか、腕が機械になるとことか。
松本大洋/小学館 ©松本大洋・小学館/アニメ「ピンポン」製作委員会『ピンポン THE ANIMATION』2話
なかなか立てない小泉先生を見る目が青白く光ってるところとか、批判しながらメガネ拭くとこの機械の動作音だとか、シャカシャカ猛ダッシュするとこのロボットっぷりなんかは過剰って言えば過剰なんだけど、それが浮いて感じないくらいに他の部分も濃い。
そんでラストの「ペコみたいになりたいんだ」からの「僕先に行くよペコ」。
『先に練習上がるよ』と『もっと上に行くよ』のダブルミーニングだよね?
しびれる。
ロボになる前のスマイルを小泉が「高齢化社会を支える人間の鑑だ!」なんて煽っているのも小技が聞いてる。
小泉は負けたけどスマイルの闘志を呼び起こしたわけだし、勝負に負けて試合には勝ったのか。
卓球やめるとか言っちゃう、完封されたペコのチャイナ戦とは全然違う敗戦だ。
つーか弁当作ってきたり、調教するとか言っちゃう小泉キモい。犬神さんと猫山さんでやれ。下駄箱の手紙を見つけてからの展開は想像はできたけどあまりのスマイルとの温度差に笑ってしまった。
ピンポン面白い。