エスカ&ロジー8話中野英明
アニメエスカ&ロジーのアトリエの8話は温泉回。
フルメタル・パニックふもっふ以来、個人的にアニメの温泉回はぶっ飛んだ展開が多めになる印象があるんだけど、エスロジも結構独特の話数に仕上がっていた。
マリオンさんが仕事を終えた開放感から書類をぶち撒けたと思ったら間髪入れずに拾いなおしていたり、ウィルベルの温泉のプレゼン映像に ※image movie って入っててどこか胡散臭かったり、一応バトルをしていたのに流れをぶった切っていきなり超スピードで当日中に素材集め&調合で解決! という力業の脚本だったり。
そして最後の力技の脚本以上に特に印象的だったのがシャフ度*1と画面分割とハーモニー*2の多用。
ガスト/エスカ&ロジーのアトリエ製作委員会『エスカ&ロジーのアトリエ』8話
特にラストの怒濤の画面分割&シャフ度&ハーモニー連発は狂気に近いものすら感じた。
ガスト/エスカ&ロジーのアトリエ製作委員会『エスカ&ロジーのアトリエ』8話
そんな3つの演出だけど、どれもここまでのエスロジではそんなに多用されていない…ハズ。
となると8話の絵コンテ・演出を担当されている中野英明さんが入れてきたんじゃないかなーとわけですわ。
その中野英明さんについては、自分が読んでいるブログで触れられてたのをちょくちょく見ていた。
『ゴールデンタイム』第7話 中野英明のメモ - あしもとに水色宇宙
「波打際のむろみさん」中野英明演出回に観る"つながった世界" - さよならストレンジャー・ザン・パラダイス
失われた何か 中野英明ムチおとこ伝説~波打際のむろみさん6話
これらの記事からは、はっちゃける時ははっちゃけて、パロディも結構入れてくる人というイメージ。
んで調べてみるとやはり俺の青春ラブコメはまちがっている。の8話の絵コンテ・演出も手がけている。
そんなに独特の回だった印象がないので見なおしてみると、ハーモニー、画面分割、シャフ度を確認。
2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』8話
この辺は作風にかなりマッチしてたように思う。特に八幡のハーモニー。
なので中野英明さんは自分の演出を、しっかり作品に合わせられる人でもあるのかなーとか思ったり。
この辺は製作委員会の方針や監督がどこまで各話の絵コンテ・演出を制御するのかも絡んでくるのであまり確かなことは言えないけど。
あとこれは原画の方の仕事かもしれないけど、エスロジ8話はすごく好みな女の子のポージングが多かった。
特にこれら。
ガスト/エスカ&ロジーのアトリエ製作委員会『エスカ&ロジーのアトリエ』8話
緩やかな曲線を描く反った背中のラインから、急カーブを描くことになるお尻ラインへと繋がっていくのが実に好み。
それまで小動物的かわいさの権化だったエスカが、わがままボディだったことに驚愕したのも相まって、とても衝撃的で刺激的な回でした。